インフルエンザが猛威を振るい、決して楽観できない今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回はそんなインフルエンザなどの脅威から身を守る「食」について
軽く触れたいと思います。
本当は、作った写真をアップしたかったのですが
まことに遺憾ながら、「完食」してから気付きました(๑´ڡ`๑)てへぺろ♪
おいしそうな情報やレシピはクックパッドなどで見て頂くとして
私たち夫婦が冬の常食と言っても過言ではない
「常夜鍋」について触れたいと思います。
「常夜鍋」とは、
読んで字のごとく「毎晩食べても飽きないこと」が名前の由来です。
私はこれを食べ
暑かろうが、寒かろうが常時汗をかき
直近昨年の冬なども一度足りとも風など引きませんでした。
それではずぼら調理のご紹介です。
材料
▼ 材料 ▼
- ほうれん草 4房
- 豚肉 350g
- 生姜 1個(丸ごと)
※調味料はお好みですが、我が家では「純米料理酒」「ほんだし」「ぽん酢」を使用します。
以上。これだけです!
特売など利用すれば、全部で500円切ります。ワンコインです。
他にもいろいろお好みで混ぜてもイイと思います。
が、Simple is Best!
簡単 かつ おいしく、健康にもイイ を売りにご紹介します。
作り方
▼ 作り方 ▼
- まず、生姜の皮を良く洗い、輪切りにします。
※後述しますが、生姜の皮は食べられます。 - ほうれん草をボールなどで水に浸しておきます。(こうすると水を吸い葉がイキイキしておいしくなります。)
- 鍋に水を入れ、輪切りにした生姜を入れます。
- 鍋を火にかけ、強火で沸騰させます。
- 生姜の香りがしてきたら、豚のバラ肉を投入(このとき食べやすいように小分けで切っておくと尚可 めんどくさい時はそのままドバッ!)
- 煮込んでいる最中にほうれん草をざく切りにして洗います。
- ほうれん草の茎の部分だけ先に鍋に投入
- 豚肉の灰汁を適度に取り、火の通りを確認したら「料理酒」「ほんだし」を投入し弱火にします。
- ほうれん草を沸騰した鍋に投入し、軽く湯がいて火を止め出来上がり!
ポイントは2つです。
「生姜を皮ごとざく切りで放り込む」「ほうれん草は余熱で湯がく」
生姜の皮(正確には良くそぎ落としてしまいがちな皮と身の間)には栄養素が多く含まれています。
またほうれん草は茹ですぎると、緑が死んでしまい、またビタミンも破壊されてしまうからです。
各素材の栄養素
-
▼ 生姜
- まず皮ですが
しょうがの皮と身の間には、脂肪の燃焼にひと役買うジンゲロンなどの有効成分が含まれています
出典:野菜や果物の皮も捨てずに活用 | エコ調理力のコツ - 次に実の方はざっくり記載すると健胃・解毒・消炎作用、強い殺菌作用(ガン予防でも知られています)、酸化防止効果などです。
- 次に豚肉です。豚肉は疲労回復や滋養強壮で有名で、特に「ビタミンB1」を多く含んでいます。(牛の10倍!)また身体だけでなく脳の疲れにも効用があるとされている「ビタミンB12」も含んでいます。
- ほうれん草は冬の野菜でもピカイチです。風邪予防の「ベータ・カロテン」、生活習慣や美肌効果で有名な「ビタミンC・E」、赤血球を作り貧血気味の人にも効果がある「葉酸」などを含んでいます。
- また最後にポン酢をおススメします。ポン酢には
疲労回復・食欲増進・カルシウム吸収の促進・内臓脂肪の減少・血糖値の上昇抑制・血圧降下
出典:内臓脂肪減らす大さじ1杯の酢:日経ウーマンオンライン【トレンド(ヘルス&ビューティー)】
また
老化の重要な原因である酸性物質を強力に除去してくれるクエン酸サイクル。お酢には老化の予防効果があるとされています。
出典:http://www.健康酢.jp/100/ent323.html
良く野菜の皮をすべて剥いて調理されてしまう方がいますが
なぜでしょう?
実は、日本にはポストハーベストとよばれる農薬問題があります。
ポストハーベスト農薬は収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤などのことで日本では禁止されています。しかし、輸入食品などはその限りにありません。
つまり、皮ごと野菜を食べれないのは(ジャガイモなど有毒とされる芽の部分を除き)
基本身体に害のある「農薬」を意識しての事なのです。
虫食いの無い、形の綺麗な作物を「無農薬」で作るのは厳重な管理が必要です。
だからこそちょっとお高いです。。。。
脱線しましたが、生姜の皮には上記のような効用があります。
基本、「根菜」というのは生命力を多く含んでいます。
生姜の匂いがニガテ。。。という方もいらっしゃいますが
ここはひとつ健康のためにおススメです。大丈夫、匂いは慣れます!!!
▼ 豚肉
牛の方がお高いですが、豚もなめちゃいけません。
▼ ほうれん草
※ほうれん草にはシュウ酸という栄養素が含まれています。シュウ酸はほうれん草のアクの部分になります。
このシュウ酸は唾液中のカルシウムと結びついてシュウ酸カルシウムになり、尿路結石になるといわれています。ほうれん草を茹でることでシュウ酸はなくなるので、上の調理法でご紹介したように軽くサッと茹でましょう。
▼ ポン酢
いかがだったでしょうか?
鍋を食べきったら、余ったスープで残りのごはんと溶き卵で「おじや」!
なんてありきたりですが、おいしいですよ。
風邪など引かないよう、皆様もご自愛下さい。
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