【ガラホ(スマフォ + ガラケー)】ガラケーとタブレット2台持ちユーザへのアプローチは成功するのか?

auからガラホというスマフォ + ガラケー(フューチャーフォン)が発表されました。

画像:auより2015年2月下旬発売予定のガラホ
画像:auより2015年2月下旬発売予定のガラホ

このガラホ。果たして広まるのでしょうか?
ガラケーとタブレット(ipodTouch & iPad)2台持ちユーザーである筆者の主観から考察してみました。

なぜスマフォにしないのか?

ガラケーを使用していてよく聞かれるのは
スマートフォンにしない理由や、
なぜガラケーなのか といった内容です。

人によって答えは様々ですが
筆者の答えは単純です。
「めんどくさい」からです。

副要因的な事を挙げるならば以下の3つです。
・使い続けてきた愛着
・片手で操作できるユーザーインターフェイス
・通話やメールのやり取りで不便な思いをしていない。

例えば筆者がスマフォにするメリットをざっくり書くと

「ガラケーでできないことがスマフォでできる」

この1点です。

例えば「Webサイトの閲覧」や、LINEなどの人気「アプリの使用」が挙げられます。

けど上記は

スマフォでなくてもタブレットでできます。

スマフォが普及する前、ipodなどの小型端末が普及していました。

個人的な使用感で言えば
できることに大差ありません。
生活の贅沢品とさえ言えます。

はっきりいってしまえば、必要ないからです。

ただ1点、困ったことがありました。
以前、海外(ヨーロッパ)に行った際 wifi通信を利用しての連絡手段が使えませんでした。

その時は、スマフォいいなぁ。。 と切に思ったことがあります。

なぜガラケーなのか?

上述のスマフォのデメリットと重複するところがありますが
筆者が考えるガラケーの良さは以下の通りです。

・持ち運びがコンパクトで便利
・片手で操作できるユーザーインターフェイス
・電話やメールの操作が楽
・Web閲覧やアプリなどはタブレットで行うため、電話やメールで妨害されない。
・バッテリーが長持ちする。(1日1回寝る前の充電で十分)

特に、スマフォユーザーから多く出る不満の一つが
「バッテリー問題」です。

隙間時間があれば、アプリゲームをやり
電話やメール、知人とのリアルタイムな会話(LINE)などをしていれば

そりゃバッテリーもなくなります。

出かける際は携帯型充電器を持参している方も大勢いらっしゃいます。

はっきり言って、かさばります。
スマートフォンが、全然スマートではありません。

辟易する複雑な料金プラン

昨今、各キャリアの複雑な料金プランに辟易している人は
筆者だけではないと思います。

また最近では、
毎月1万円以上もの使用料を払う方も大勢いらっしゃいます。

聞けば、分割払いの端末代と通話料なのだそうです。
どこが不景気なのでしょうか?

一昔前、スマートフォンがまだ「オタクの所有物」と言われていた時代
毎月1万円以上の携帯代を払っている家庭はそう多くなかったはずです。

様々な「●● 割りプラン」を提供しているわりには、
個人への負担額が増えている事実は少し不自然でもあります。

2014年度_携帯代平均動向
出典:携帯料金平均額と節約状況(マイボイス公式サイトより)

個人的な要望

「携帯電話」は「なんでもできる」必要はありません。
それよりも、もっと根本的な所
「キャリヤ違いによる通信強度」や「複雑な料金プランの改善」を求めます。

考えてみてください。
シニア層が、豊富なアプリ機能を求めるでしょうか?
ジュニア層が簡単な電子決済サービスを必要とするでしょうか?

技術進歩ばかり進んで、ユーザーがついてきていないように感じます。

「使いやすい」・「安い」・「丈夫」・「ちょっと●●●●便利」

ユーザが複雑な通信技術を知る必要はありませんし求めていません。
興味のある方は調べると思いますが。

「年配の方」と一概に言えませんが
筆者の知る身の回りの年配の方は「ガラケー」すら使いこなせていませんでした。

「ガラホ」の前に、改善すべき仕組みが沢山ありそうです。