飲み屋で話題にしてはいけない5つの事!
普段抑えている理性をやわらげる働きのあるお酒。
適度な飲酒は、ストレス緩和に効果があり
普段気の弱い方の気が大きくなるのも、アルコールの力であることは周知の事実です。
そんな無礼講の場所では
決して話題のテーマにしてはいけない事、
それは数ある事例の中で言われる慣用句みたいなものなのかもしれません。
よく言われているNGテーマトップ3は以下の通りです。
1.宗教(信仰)
2.政治
3.野球
そしてここでさらに付け加えたいのが以下の2つです。
4.年齢
5.仕事
それでは
それぞれのテーマについて、ざっくりと考察してみたいと思います。
NGテーマ「宗教(信仰)、政治、野球」の場合
ここでは「宗教」を例にあげます。↓
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お店の常連客で年配男性A,Bがいます。
Aは無信仰者です。
Bはある宗教の信仰者でした。
設置されているテレビ画面からは、宗教にかかわるニュースが流れています。
男性A「ロクなもんじゃねぇな。宗教入って気違いに成っちまえば世話ねぇな。」
男性B「本当ですね。人の弱さにつけ込んで利用する、こういう害悪な宗教があるから
宗教というイメージがどんどん悪くなるんですよ。」
男性A「だいたい宗教なんざ、自分の芯が定まってないブレブレの奴が
暇つぶしに入っちまうようなもんだ。必要ないあんなもの。」
男性B「そうかもしれませんね。しかし、何かにすがりたい人は絶えずいますし
必ずしも全ての宗教が悪いものだとは私は思いませんが。」
少し声があらぶった様子で
男性A「んなことねぇよ!宗教法人なんて税金が係らないビジネスじゃねぇか!
世の中に何をしてくれてるんだよ!?」
少し興奮した様子で
男性B「具体的な貢献をしている宗教団体もいます!! Aさんはお葬式やるでしょ!!」
…….
マスター「まぁ、そのへんにしときましょう。」
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お酒が入ると、普段温厚な方でも自己主張してしまうものです。
しかしそれが相容れない話題だと、結局堂々巡りになり
熱くなっていけばいくほど互いに引っ込みがつかなくなって、最終的には
傷害事件に発展する!なんてこともあります。
上の例は「野球」や「政治」なども当てはまります。
これはよくある事例です。
筆者もなんども目にしました。
だからこそNGテーマで今なお語り継がれているのだと思います。
NGテーマ「年齢、仕事」の場合
今度は 「年齢」「仕事」という
ビックワード2つです。
ここで前提として記載しておくと
同じ職場の同僚や、すでによく知る知人、友人であれば問題ありません。(よく身内と言われます。)
しかし、飲み屋では
知らない人同士の交流という機会もあります。
そんな、初対面やあまり関わりがない人通しの会話でやってしまいがちなのが
「お仕事は何をされているんですか?」
「年齢はいくつですか?」
この話題を驚くほど多くの人がやってしまっています。
※ かく言う筆者自身もそうです。
またここで追記しておくと
この話題の切り出しを
相手からされた場合で かつ 自身が特に気にしないのであれば問題ありません。
その話題から話を膨らませて盛り上がるケースもあります。
ですが、この話題の切り出しは実はとても危険なのです。
まず飲み屋では、
お店の中では「肩書関係なし」「身分関係なし」「年齢性別関係なし」です。
普段、なかなか関わりを持たなそうな人との関係を築く事が出来るチャンスでもあります。
そんな中で
自分から壁を作ってしまう行為。それが上記のような「年齢」「仕事」の話題なのです。
運よく同じ仕事だった場合は苦労話などで盛り上がれるかもしれません。
しかし、以下のような事例もあります。
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男性A 某会社経営者
男性B 某会社従業員
男性Aと男性Bは互いに面識がなく、今宵初めて会話します。
男性B「お隣いいですか?」
男性A「どうぞ。」
男性B「何をされているのですか?」
男性A「。。会社を経営してます。」
男性B「おぉ!!社長さんでしたか!
申し訳ありません私のようなの会社の一従業員が」
男性A「いえ。そんな卑下なさらないで下さい。
会社は一生懸命頑張って下さる従業員の方々がいてこそですから。」
男性B「まぁ。そんな謙遜なさらないで。やっぱ儲かりますか!?
いいよなー」
男性A「そうかもしれませんね。Bさんもやってみてはいかがですか?」
男性B「いやいや、私にはできませんよ。コマのように個人を働かせて
悠々自適な生活を送るなんて。」
(少し、感情を抑え気味で)
男性A「はは」
男性B「もっと従業員に還元してくださるAさんのような経営者の方々が多くいらっしゃれば
私もこんな事は言わないんですがね。まぁ経営者の方にはいっかいの労働者の気持ちなんてわかりませんよね。」
男性A「正直に申しまして、個々を把握するのは中々難しい心情なのが実情です。資金繰りから何から・・・・
悩みは尽きませんから。」
男性B「そうですか。やっぱり社長さんは違うな~」
(堪忍袋が切れた感じで)
男性A「お前に何がわかるんだ!」
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こんな事例が実際にあります。
少し極端な事例を記載しましたが
決して誇張表現は用いていません。
確かに、男性AがBを隣に座らせてしまった時点で
こういった終着点になってしまったのかもしれません。
しかし酔っていながらも
男性A,Bに 相手を思いやる気持ちがあったら。。。。
ここでA,Bを両方挙げたのは
つまるところ
ケンカは両成敗だからです。
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いかがだったでしょうか?
今回は実体験を元に記載させていただきました。
外れた理性で大きくなった気に任せて地雷を踏むと
とんでもない事になってしまうかもしれません。
理性が働きにくいからこそ、注意が必要です。
皆様くれぐれも気を付けてください。
最後に
じゃあどうすればいいか!?
自分から話してはいけなくて、相手待ちだと出会いがないじゃないか?
そんな時にヒューマンマッチングをしてくれる人物
それは飲み屋の店主(マスター)です。
これは正確な統計情報ではなく、あくまで主観で書かせて頂いていますが
言い争いが起きている酒場というのは、たいてい
「ただ呑む場所を提供しているお店」です。
こういったお店は、互いの関係をお客にすべて委ねています。
間違っていません。自己責任ですから。
ですが
「出会いを提供できるお店」
というのは
ケンカはほとんど起きません。
酒屋にいざこざはつきものですが、対応力が違います。
やはりそういうお店には、常連客が多くいます。
マスターの手が離せないときは、常連の方がそっと対応する などという稀有な光景もあります。
マスターだけでなく、お客もお店づくりをしているのです。
そういったお店があなたにもみつかりますように。